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春日の神様①

  • knkv38544
  • 8月30日
  • 読了時間: 2分

春日神社には、タケミカヅチノミコト様、フツヌシノミコト様、アメノコヤネノミコト様、ヒメオオカミ様の四柱の神様を主祭神としてお祀りしています。普段あまり語られることのない神様について皆様に少しでも知って頂きたいという思いから、この度はタケミカヅチノミコト(武甕槌命)様について記します。

タケミカヅチノミコト様は古事記(712年)や日本書紀(720年)などの神話に登場する神様です。出雲の国譲りの段では、神々の世界である「高天原(たかまがはら)」から、地上の世界である「葦原の中つ国(あしはらのなかつくに)」に派遣された際、腰に帯びた十拳剣(とつかのつるぎ)をさかさまに突き立て、その切っ先にあぐらをかいて、出雲の国を治めていたオオクニヌシノミコト(大国主命)様に国を譲るように迫ります。オオクニヌシノミコト様とその御子神であるコトシロヌシノミコト様はそれを受け入れますが、もう一柱の御子神、タケミナカタノミコト様はそれを拒否します。そこでタケミカヅチノミコト様とタケミナカタノミコト様が力比べをすることとなりました。両神がそれぞれの手をつかみ合うと、タケミカヅチノミコト様の手が氷のツララに変わり、さらに剣の刃に変わり、それに動じたタケミナカタノミコト様は投げられて、ついには諏訪の地まで追い詰められてしまいました。この戦いは相撲の起源ともいわれタケミカヅチノミコト様はタケミナカタノミコト様と共に武神として崇められています。

 
 

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